学校だより12月号

2014年12月01日

2学期のまとめにはいる12月になりました ~「なりかわり」の詩の効用~ いま、僕は、泥だらけなんだ、 そしてひとりぼっちなんだ。 みんな休み時間には、僕と遊んでくれたのに。 みんな僕を置いて、教室に戻っていった。 「連れて行って」そう言いたかったのに 言えなかった僕。 「一人にしないで」そう叫びたかったのに、 声が出せない僕。 早く休み時間がきて、僕を見つけてほしいな。 泥だらけの、空気のぬけた僕をみつけて、 僕の体をきれいに洗ってほしいな。 そして、空気をいっぱい入れて、 元気いっぱいに弾ませてほしいな。 もうすぐ雨が降りそうだ。 僕は、ただじっと、友達が来るのを待っている。 上の詩は、かつて3年生の担任をしていた時、校庭の隅にころがっていたボールを拾ってきて、ボールの気持ちになりきってみようと呼びかけて、いろいろ気付いたこと、感じたこと、思ったことを発言してもらい、それを黒板にメモしながら、子ども達と一緒につくった詩をぼんやりと思い出しながら私が作った詩です。 ボールに「成変わ」ってみると、どんな世界が見えてくるのか、その世界から、僕や私はどんなふうに見えてくるのか、それをテーマにしていました。 子ども達は、この後、身の回りにある、鉛筆、消しゴム、ノート、ハンカチ、ぞうきん、歯ブラシ、パジャマなど、自分をいろいろなものに変身する、変身ごっこをしました。 「もの」の持つ意味を考え、その「もの」から自分を見つめ直す作業、そこには、自分を「変身」させてみることで、「おもい」の「やりもらい」が生まれてきます。 変身して、行為・行動の是是非非を、「わけ」をはっきりさせて「注意する」の方法も一つの方法ですが、「想像する」ことで、認識能力を高め自分を見つめていく方法もまたありそうです。  1年に1度の年末、その年末だからこそ、今体験できること、今考えることができることを大事にしたいものです。この2学期の生活を振り返りながら、ご家族でお子様の成長のあしあとを振り返ってみてください。終業式では、担任からのメッセージも届きます。楽しみにしていてください。  学校では、新年度に向けての準備が始まっています。今年度の教育課程を見直し、子ども達にきちんと向き合い、子ども達の良さを生かして、課題を乗り越えていける教育実践を展開したいと考えています。
校長だより
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